TryLeaf使えるAIが、実例でわかる。
ホーム / 実践記事 / PDFから資料作成
Gamma / 練習用ファイル付き

GammaでPDFをスライドにする方法|日本語の手順と修正例

企画書を取り込み、図・文章・数字を整える。
生成直後の実画面と、編集できる修正版の見本で順番に学べます。

2026年10月12日 更新編集:TryLeaf実画面+修正版の教材
完成形の見本を見る
この記事の目次を開く

PDF1枚から、説明に使える6枚の資料へ

企画メモを会議用のスライドにしたいとき、Gammaで構成のたたき台を作れます。このガイドでは、架空のEC企画書を取り込み、数字・図・言い回しを整えるところまでを扱います。元PDFと照らし合わせながら進めてください。

入力日本語PDF 1ページ

注文数・予算・3週間の施策をまとめたメモ。

Gammaで確認スライド6枚の生成

本文の主要数値は保持。図と追加説明に修正点がありました。

この記事の教材修正版の見本+照合表

編集部が元PDFから別途作成。編集できる見本で直し方を確認できます。

修正版の見本は、Gammaの出力ファイルではありません。Gammaで生成した実画面と、元資料に忠実に整えた教材を区別して掲載しています。すべて架空の検証用数値です。

先に、完成形の見本を見る

仕上げの目標は、「現在100件/月」と「目標120件/月」が一目で分かり、元資料にない実績を足していない資料です。装飾を増やすより、各スライドで伝える内容を1つに絞ります。

編集部が作成した修正版の見本。現在100件と目標120件の注文数を正しく比較
編集部による修正版の見本。Gammaで生じた問題をどう直すかを示す教材です。画像を押すと拡大できます。

1.PDFと「変えてはいけない情報」を用意する

まずは下の練習用PDFを使うと、生成結果をこの記事と比較できます。自分の資料で進める場合は、社外サービスへアップロードしてよいファイルを用意してください。

元PDF。Sample01、月100件から120件、単価2000円、3週間、予算3万円を記載
元PDFは1ページ。実在する店舗や売上ではなく、資料変換を練習するための架空データです。
生成前に控えておく情報
項目元の内容見るポイント
商品名Sample01表紙や抽出本文から抜けていないか
注文数現在100件/月 → 目標120件/月現在と目標を入れ替えない
平均単価2,000円売上や予算と取り違えない
期間と予算3週間・30,000円3か月や月額予算に変えない
週別予算10,000円・8,000円・12,000円合計30,000円
参考売上240,000円/月目標120件×単価2,000円。利益ではない
前提すべて架空の検証用数値要約されても残す

2.作りたい資料に合う取り込み方を選ぶ

PDFの内容を新しい6枚に組み直すのか、元のページ構成をなるべく保つのかで、入口を選びます。今回の実測は「従来のジェネレーター」での再構成です。

内容から、新しいスライドを作る

新しいホーム画面では、入力欄の「+」→「Upload files and photos」からPDFを添付し、次の指示文を加えます。これは公式が案内する現在の手順です。

PDFの見た目をなるべく保つ

ホーム画面の「Import」→「Add a file」でPDFを選び、取り込みを進めます。こちらは元の構造を保つ用途です。両方を同じ変換方法だと思って進めると、完成イメージがずれます。

画面名は表示言語で異なります。入口と2つの方式は、Gamma公式の取り込み手順に基づきます。

実測した「従来のジェネレーター」で進める場合
  1. 「Use classic generator」に切り替える。

    ファイルを取り込み、用途をプレゼンテーションにします。

  2. 抽出本文で、商品名と数字を探す。

    検証ではSample01が抽出本文から抜けたため、生成前の補足に入れました。PDFが添付されたことだけで先へ進まないでください。

  3. 6枚・日本語を指定し、内容の扱いを選ぶ。

    「Generate」は説明を補う、「Condense」は要約、「Preserve」は原文保持の選択肢です。原文を優先する場合はPreserveを選びます。今回の試作でどの選択肢が有効だったかは記録がないため、追加文が出た原因を特定の設定に断定していません。

  4. 補足の指示を入れて生成する。

    生成前の設定画像は未保存です。この記事のスクリーンショットは、生成後と出力画面の実物です。

3.枚数・読者・残す情報を指示する

次の文の「商品名」「枚数」「保持する値」を自分の資料に合わせて変更してください。図に入り込む余分な数字を防ぐため、本文だけでなく、図表と画像にも条件を付けます。

企画説明用の指示文
添付PDFをもとに、小規模ECの運営担当者向けの
日本語プレゼンテーションを6枚で作成してください。

商品名はSample01です。
商品名、数字、単位、期間、週ごとの予算を保持してください。
現在の注文数100件/月と、目標120件/月を区別してください。
目標を達成済みの実績や、保証された成果として書かないでください。
「すべて架空の検証用数値」という注意書きを残してください。

元資料にない施策・成果・統計を追加しないでください。
グラフには元資料で指定した数値だけを使ってください。
文字や数字が入った装飾画像は使わないでください。
1枚に1つの主題を置いてください。

この指示文は、実測で見つかった問題を踏まえた改善例です。この全文で再生成した結果は未検証で、指示だけで誤りを防げる保証はありません。生成後は次の3点を確認します。

4.生成後に直す3つのポイント

① グラフ風の画像を、正しい数値の図に置き換える

Gammaの生成画面では、本文に100件・120件が残っていても、左側のイラストに元資料にない「36%」「8%」が入っていました。図を見ただけで誤った実績を伝えてしまうため、このまま資料に使うのは避けます。

生成直後・Gammaの実画面
現状と目標のスライド。左のグラフ風画像と右の100件、2000円、120件、予算3万円の本文を強調
左の図にある36%・8%などは、元PDFのデータではありません。右側の本文とは分けて照合します。 画像を押すと拡大できます。
修正の見本・編集部作成
修正の見本。現在100件と目標120件だけを比較し、根拠のないパーセントを除いた図
使うのは「現在100件」「目標120件」「差20件」だけ。図表の数値を元PDFまでたどれる状態にします。

編集時は問題の画像を削除し、数値を入力した図表や、現在・目標を並べた2つの数値カードに置き換えます。折れ線の推移を描くための時系列データは元資料にないので、右肩上がりの推移を作らないことがポイントです。

② 目標の数字と、目指す状態を具体的に書く

Gammaが生成した表紙。月間売上を向上させますという追加表現を赤枠で強調
6枚のうち表紙。商品名は残りましたが、目的の説明には元資料にない表現が追加されています。 画像を押すと拡大できます。

生成直後「月間売上を向上させます」

直す例「月間注文数120件を目指す3週間の施策案」

「売上を向上させます」は方針としても読めますが、元資料の目標値を添えた方が具体的です。「120件を目指す」と書くと、現在の実績と計画を分けて伝えられます。ここは数値の誤りではなく、説明を明確にするための修正です。

③ AIが補った施策を、承認済みの作業と混ぜない

3週間の実施計画。予算10000円、8000円、12000円と追加説明を赤枠で強調
週別予算は残っています。一方、画像や説明文の改善、メールや広告での追客などの具体策は追加されました。 画像を押すと拡大できます。
元資料の項目生成時に増えた説明元資料にそろえる修正
商品ページ改善ページ訴求・画像・説明文を改善元の項目名へ戻す。詳細は別途決める
カゴ落ちフォローリマインドメールや広告で追客実施方法を断定せず、元の項目名へ戻す
小額広告テストと振り返り効果測定し次の施策を決定元資料にない説明部分を削る

追加説明を提案として採用することもできます。その場合は、元資料の事実と区別して「追加案」と表示し、担当者の確認を取ってから資料へ入れます。

編集部による修正版の施策表。3週間の元の項目名と予算だけを記載
修正版の見本では、元資料の施策名と予算を1つの表にそろえました。

5.PowerPointに出力し、最後の表示を確認する

資料の共有メニューからエクスポートへ進み、対象を「すべてのスライド」にして「PowerPointにエクスポート」を選びます。押す場所は次の実画面で確認できます。

Gammaのエクスポート画面。すべてのスライドとPowerPointにエクスポートを番号付き赤枠で強調
エクスポート画面の押す場所。今回PPTXの完了表示は確認できましたが、保存ファイルの検証は未完了です。 画像を押すと拡大できます。

GammaではPPTXのエクスポート完了表示まで確認しましたが、ファイル取得とPowerPointでの表示確認は未完了です。上部の配布PPTXは編集部が作成した教材で、このエクスポート結果ではありません。

自分のPPTXを保存できたら、次の項目を確認します。書き出した形式で読めることまで確かめて、共有・納品へ進みます。

仕上げのチェックリスト

0 / 7 項目を確認

チェック状態はこのページを開いている間だけ保持します。自動で資料の正しさを判定する機能ではありません。

無料で試せる範囲と、有料を検討する基準

公式のFreeプランは、1回のプロンプトで最大10枚、PDF・PPTXの取り込み、PDF・PPTX・PNG・Googleスライドへの出力に対応しています。今回の6枚の試作も無料アカウントで行いました。Gamma公式のプラン比較

まず無料で、自分の資料が読める形になるか確認すると判断しやすくなります。枚数やAIの利用枠、Gammaのブランド表示を外す必要が出た段階で、有料プランの条件を比べてください。ブランド表示の削除は公式ではPlus以上の機能です。

今回のクレジット記録

生成前のアカウント残高は400クレジットでした。生成後の残高は記録していないため、6枚の生成にかかった消費量と、同条件で繰り返せる回数は分かりません。「400枚作れる」などの換算はできません。

つまずきやすいところ

PDFと同じデザインにならない

従来のジェネレーターは文章をもとに再構成します。元の見た目を保ちたい場合は、新しいホーム画面のImportから取り込む方式を確認してください。フォントや図表は取り込み後に比較します。

商品名や見出しが抜ける

抽出本文と生成前の構成で、固有名詞を探します。抜けた名前は補足欄へ戻し、表紙にも残っているか確認してください。本文の数字が合っていても、タイトルの欠落は別に確認が必要です。

文章を勝手に足されたくない

元の文章を保持したいことを明記します。従来の画面ではPreserveが原文保持の選択肢です。今回のような追加文がないか、生成後も元PDFと照合してください。

営業資料や作成代行の納品に使える?

構成づくりの補助として検討できます。金額・対応範囲・納期などを元資料と照合し、相手先の表記ルールに合わせ、最終形式で確認する作業を含めてください。この検証は受注や売上、作業時間の短縮を測定したものではありません。

検証条件と情報の出所

2026年10月12日、PC版Chrome・Gamma Free・従来のジェネレーターで、日本語PDF1ページから6枚を生成しました。本文の数値と注意書き、追加された説明、図中の数値を元PDFと比較しています。Gamma側の修正操作とPPTX現物の検証は未完了です。

記事中の赤枠付き画像は、その生成物とエクスポート画面のスクリーンショットです。白地の6枚の見本は、元資料から編集部が別途作成した教材です。教材の確認範囲:全6枚の画像表示と元PDFの数値を照合し、文字切れがないことを確認。PPTXの構造・編集可能な要素・再読み込みを検査済み。PDFは閲覧用の画像形式。PowerPoint実アプリでの表示は未確認。

公式情報の確認日:2026年10月12日。画面名・プラン・利用枠は変更されることがあります。外部リンクは通常の公式リンクで、アフィリエイトリンクは設定していません。

GUIDES

無料枠・料金・商用利用を確認する